双葉たぐるのその日暮らし。

ゲームのプレイ日記とかTRPGの事とか日常とか。楽しみながら生きていきたいよね。

【心の病気】自律神経失調症になった時の私/1【介護士時代の話もあるよ】

twitterでフォロワっさんが悩んでたのを見て数年前の自分を思い出したので折角だから記事にしてみようと思いました。

同じように悩んでる人の参考に少しでもなればいいなぁと思いますヽ(・ω・)ノ

 

今から約四年前の夏に、私は「自律神経失調症」という診断を病院から頂きました。

当時の症状としては

 

・不眠

⇒寝ても短時間で目が覚めてしまいそこから眠れなくなるタイプの不眠

・全身倦怠感

・感情コントロール不能になる

・体力の低下

 

といった感じでした。

それは微弱乍らも数年経った今でも感じられる症状です。

 

私の場合原因はハッキリしており完全に「仕事」のストレスでした。

介護の仕事ってのは職種によっては夜勤が求められることが多い仕事です。

 

さて、その夜勤って事業所さんによるのですが

 

8時間の夜勤16時間の夜勤があります。

もしかしたら他のもあるかもしれませんが笑

私が経験したのがその二つだったので其方を紹介させて頂きました。

 

さて、時間だけ見ると前者のが楽に見えるかもしれませんし、人によっては前者のが向いてる、ストレスが小さいって人もいるかもしれません。

この二つの違いは休日の扱いです。

8時間の夜勤だと、明けの日が「休日」の扱いになります。

朝帰宅したその日がおやすみで、翌日普通に仕事の日があります。(勿論シフトを作成する人によっては敢えて休みや遅番にしてくれる方もいます)

対して16時間の夜勤は明けの日は「明け」という扱いで帰宅した日+その翌日が「休日」の扱いになります。

 

あくまでも個人的な感想です前者では休んだ気がしませんでした。

まぁこれがね?回数が少ないならわかるんですが当時は人が足りないのもありまして夜勤が月に5~6回はあったのです。

さてさて、週休2日制とはいえ月のお休みは大体8~9回です。

その休みの過半数が夜勤明けになると遊ぶ余裕とか全然なくなるんですよね。

夜勤明けて帰って寝て覚めたら一日終わってる、なんてこともあり、遊ぶためには徹夜するか短時間だけ寝て

遊ぶ、みたいな。

つまりは気晴らしの時間が殆ど取れなくてストレスの発散がうまくできない環境でした。

 

後者は時間は長いです。

もう認知症で暴れるようなお客さんがいるときは長くて長くてしんどいですが二日分働いてる扱いになるので休憩は二時間(まぁ私の仕事は利用者が少ないのでワンオペだったんでアレですが)あり、明けた日+翌日が休みなので気分的には連休のような感覚になるんですよね。

 

ここは完全に働く人の気分だと思うのですがとにかく両方経験した感想としては私には前者はたいへん堪えました。

と、いうかこれ夜勤が四回位だったらまだマシだったのかもしれません。

 

で、前者の夜勤をしていた際なんとなく頭が常時ぼんやりしてるような感覚が続くようになりました。

徐々に深夜覚醒の日も増えてストレスに過敏になっていきました。

イライラしやすくなり、怒っては自分で落ち込んで、なんてザラでしたね。

当時の私は疲れてるんだ、と思っていましたし、今思えば間違いなく疲れていたんでしょうけど。

「鬱傾向」であることを否定していました。

と、いうのも今でこそ一般的な病気になってきましたがまずこういった精神的な病ってのは

外見には現れません。本人にしかわからない悩み・苦しみがある。

そしてうちの家族ってそういう病気に理解がないタイプでした。

例に漏れずそんな家庭で育ったので私も否定的な所がありました。

違うのは

 

1に私の当時敬愛していた学校の先輩が鬱で苦しんでおり話をよく聞いていた。

2に介護の勉強をしていたので心理学を少なからず齧っていたので理解はあった

 

という感じでしょうか。

しかしながら「自分が鬱かも?」なんて考えには至らず、むしろその自律神経失調症の症状のせいで「自分が至らないからだ」「自分が悪い」「自分は無力だ」

と自罰的な感情に支配されていました。

世間体も気にしてしまう所がありました。

 

そんな私に当時の同僚。そして今では恩人である友人がずっと根気よく病院の受診を勧めてくれていました。

「大丈夫大丈夫」と言う私に根気よく自分の経験談を話しながら病院へ行くように言ってくれていました。

彼女も似たような病気の経験者だった、というのが大きかったようで私がそういう状態だといち早く気が付いてくれていました。

 

そういった事もあり頭の隅では病院に行かなきゃって思いつつ、私って言うのはなんでも母に相談する癖がついており、母にその事を相談しては「アンタは鬱じゃない」って真向否定されて「そうか…」となって諦めてしまっていました。

 

しかしある事件が私に「自覚するキッカケ」を皮肉にも与えてしまう結果となりました。

その事についてはまた次回!!