【熱中症対策】水分補給ってどん位飲むのがいいのさ??
連休明けには梅雨も明けるなんてニュースを見ました。
冷夏になるのか猛暑になるのかまったく予想がつきませんが…
この時期になると心配されるのが熱中症!
~熱中症とは※わかりやすく~
暑過ぎて体内の体温調節機能が狂ったり、発汗過多で塩分や水分が体内バランスが崩れて眩暈や頭痛などが発現するものになります。
酷いときは意識障害…最悪脳に後遺症がのこったり、死に至る恐ろしい物です。
さて、熱中症に対する対策の一つにこまめな水分補給が大事です。
TVなどでも水分補給水分補給って推してくると思うのですが、実際の所どの位飲めばいいのよ??って思う方が多いとおもいます。
そこでちょっとだけ医学的な解説をしたいとおもいます。
学生時代テストに出るほどでした。
一日の排泄量、摂取量について(`・ω・´)
◆一日の体外排泄量
不感蒸泄…という毛穴から見えないうちに蒸発していく水分や汗、排尿等
合計で1500~2000ミリリットル程体外排泄されるそうです。
不感蒸泄って医学齧ってないと中々聞かない言葉ですよね…!私も学校で習うまで知りませんでした( ˘ω˘)
◆一日の水分摂取量
医学的には上記の排泄量を踏まえて、一日2000~2500ミリリットルの摂取を推奨されています。
◆とは言ってもそんなに飲めなくない??
て思うじゃないですか。
それは水分の摂り方で変えられるかもしれません。
と、いうのも当時の医学の先生曰く「喉が渇いた時点では水分補給するのは遅い」のだそうです!!
先生曰く喉が渇いた時点では既に体の水分が失われ、体がヘルプを出してる証拠なんだそうです。
なので喉が渇く前にちょこちょこ水分摂取するのがいいそうです。
勿論飲み物だけでなく、食事に含まれる水分等も含まれての2000~2500ミリリットルなのでご安心くださいw
◆水分補給だけでは熱中症は防げない
汗の成分には水だけでなく塩分も含まれます。
汗ってちょっとしょっぱいですよね。つまりそういうことです!
塩分濃度が下がると最初に書いたような症状が発症する場合があります。
なので水分以外にも塩分を摂るとよいのです。
暑い所に行くならポカリを持って行くなどもいいですね。
ポカリさんは汗と同じような成分が含まれているので熱中症対策にぴったりな飲み物です。
◆OS1ってあるじゃない?アレとスポドリってなにが違うの??
OS1は別名「経口補水液」といいます。
飲む点滴といわれているものです。
違いって聞かれるとざっくり言ってしまえばパワーアップ版というかんじですかね。
栄養素的には
OS1の方が糖分が低く塩分…カリウム・ナトリウムがスポーツドリンク系の飲みものの倍以上ふくまれています。
糖分を少なめにすることで体に吸収されるのがはやいんだそうです。
電解質~‥とか話していくとややこしいのでざっくりですがこんな感じです(`・ω・´)
◆だったらスポドリとかよりOS1を飲めばいいんじゃないの??
ーーって思うでしょう?
上記の通り塩分濃度が高いです。なので常飲にはむきません。
また、健康な状態で飲むとあまりおいしくはないです。
飲んでおいしく感じる場合は体が不良を訴えているので判断基準にはなるかもですね。
実際凄い体調悪いときに飲んだら美味しく感じました。
◆今すぐ必要なのにない場合
Σ実は!!経口補水液は自宅にあるもので作れるんです。
・水1リットル
・塩3グラム
・砂糖(上白糖)20~40グラム
風味を良くしたい場合レモン水等適量
※飲みきりの場合は
・水500ミリリットル
・塩1.5グラム
・砂糖15グラム
・レモン水等適量
位がちょうどいいでしょう。
で、作れます。
塩や砂糖をうまく融かす為に冷水よりはぬるま湯のがいいですね。
体に吸収されやすさも体温に近い方が吸収されやすい上に内臓にも負担が少ないです。
是非この夏の参考にしてやってください。
それではヽ(・ω・)ノ